ドラえもんの"ひみつどうぐ"について

本当は日曜に書こうと思ってたんだけど、中々まとめきれず今日書いてみる。
先週末、KMD(Keio Media Design)のクラッシュコースという、合宿に行って来た。


その中で興味深い課題が一つあったので、メモっておく。


◆課題と、僕らの解
ドラえもんのひみつどうぐを新たに一つ考えるという課題があった。
僕らの回答は、二つの生物に対してある粒を食べさせると、二つの生物の子供ができるというもの。
生物と表記しているのは、別に猫でもいいし、犬でもいいから。


これを発明する事で、性別という概念がなくなり、今までタブーとされて来た部分の進化の可能性だったり、
安易な考えだと、同性愛の問題が解消されるのかなとか思った。
もちろん色んな問題もあるけれども。
ドラえもんの道具は、致命的なデメリットもあるけど、あまり表に出してないので、まあいいかなという事で。


制約としてつけようか迷ったのは、猫に食べさせても結局人間をベースとした、頭が猫な人間にするのか、人面犬のような中間層にするのか。
その時のグループの解は、人間ベースの方がいいのではという話になった。
※ただしこの話は発表の際に特に話していない


◆デザインすること
上記の話は結構おまけで、本当に書きたかったのは、ドラえもんの秘密道具のデザインについて、である。


ドラえもんの"ひみつどうぐ"が凄いのは、既存のものに新しい価値をつけている点。
いわゆる、new value in behavior( via https://twitter.com/#!/tk_ash/status/122944848058777600 )である。


ドラえもんの道具は、
懐中電灯だったり、フラフープだったり、鉄砲だったり、きびだんごといったような、
既に工業製品や、モノとして最適化されたデザインのものに新しい価値を付加しているので、
ユーザにとって、新しい行為を行うための閾が低い。
つまり、直感的に操作方法や効果をイメージできるインターフェースになっている、気がするのだ。


これ凄いと思った。
んで、メモ。